Web担当の仕事がごちゃごちゃしてきたと感じたら
「忙しいのに成果が見えない」状態になっていませんか?
Web担当の毎日は、気づけば「やることリスト」に追いかけられる時間との戦いになりがちです。SNSの更新、広告運用、SEO対策、サイト修正、社内からの依頼対応…。ひとつひとつは大したことがないように見えても、積み重なると頭の中もスケジュール帳もいっぱいになり、「こんなに動いているのに、何の成果に結びついているのか分からない」という感覚を抱きやすくなります。
もし今、「忙しくしているはずなのに、数字が前に進んでいる実感がない」と感じているなら、仕事そのものを見直すタイミングかもしれません。ポイントは、タスクをただ減らすのではなく、「事業のKPIに効く仕事」と「習慣や惰性で続けている作業」とを切り分けることです。
Web担当はやることが多く、気づくと「忙しいのに成果が見えない」状態になりがちです。ありがちな行き詰まりパターンは次のとおりです。
- 全チャネル(SNS・広告・SEO・メール)を同時に回そうとして、どれも中途半端になる
- 「とりあえず対応」が習慣化し、戦略的な作業が後回しになる
- 社内からの急ぎ依頼に振り回され、本来のKPI施策が進まない
Web担当の役割は、本来「Webサイト・SNS・広告・メール」などのオンライン窓口を通じて、事業のKPI(売上・問い合わせ・応募など)を達成することです。にもかかわらず、日々の更新・依頼対応・トラブル対応に追われると、「数字を動かすための時間」がどんどん削られていきます。
自分の状況チェックリスト
- 今月の主要KPI(問い合わせ数・応募数など)は明確か
- 毎週、何に何時間使っているか把握しているか
- 外注・社内への委任ルールはあるか
- 「このタスクは何のKPIに効くか」を即答できるか
- 月次でアクセス解析・コンバージョンを見直す時間が確保されているか
「整理する」とは、単にタスクを減らすことではありません。成果に直結する仕事に時間を集中させ、不要な作業を減らすことです。
そのためには、「事業KPI → Webの役割 → 施策 → 日々のタスク」というつながりを意識し、KPIと関係が薄い仕事を意図的に減らしていく必要があります。
まずは現状の仕事をすべて「見える化」する
業務カテゴリをざっくり分ける
まずは、自分の仕事がどの領域にどれくらいあるのかを把握します。代表的な業務カテゴリは次のとおりです。
- 集客(SEO・広告・SNS)
- コンテンツ制作・更新(記事、画像、動画)
- サイト改善・改修ディレクション(UI/UX、LP改善)
- 分析・レポート(アクセス解析、CV測定)
- 社内調整・外注対応(承認、素材回収、ベンダー管理)
- 運用・保守(CMS更新、セキュリティ・障害対応)
- 採用・ブランディング(採用ページ、企業紹介コンテンツ)
Web担当の本質は「企画・制作・運用・分析・改善」を横断することであり、想像以上にカテゴリは広がります。まずは、これらの大枠に自分のタスクをすべて分類してみると、「どこに時間を使いすぎているか」が見えやすくなります。
タスク洗い出しのテンプレート例
1行ごとに、次のような項目で書き出します。
- タスク名|頻度|所要時間/回|目的(KPI)|担当(自分 or 委任可)|期限
- 施策カテゴリ(集客/コンテンツ/運用/分析など)|関係部署(営業・人事・開発など)
書き出し時のポイントと抜け漏れしがちな項目
- 小さな繰り返し作業(週次報告、バナー差し替え)を必ず書く
- 社内確認フェーズ(承認待ち)の日数も見積もる
- 外注依頼の準備工数を含める
- 「調整メール」「チャット対応」「ミーティング準備」も1タスクとして数える
- サイト保守(プラグイン更新、SSL更新確認、障害時対応)のようなイレギュラー作業も、「起きうるタスク」として棚卸ししておく
こうして一覧化しておくと、あとで「委任できる・外注したほうがよい」「そもそもやめてよい」仕事を切り分けやすくなります。
仕事を「重要度×緊急度」で整理する基本フレーム
Eisenhower MatrixでWeb担当の仕事を4つに分ける
Eisenhower Matrixでは仕事を「重要×緊急」で4象限に分けます。
- 緊急・重要:今すぐ自分で対応(例:広告入稿の不備対応、障害対応)
- 重要・非緊急:戦略的な投資(例:SEO記事作成、サイトアーキテクチャ改善)
- 緊急・非重要:委任する(例:社内向けのちょっとした修正依頼)
- 非緊急・非重要:削除または延期(例:効果不明の細かなSNS投稿)
Web担当の現場では、「緊急・重要」と「緊急・非重要」が混ざりがちです。
例:
- 緊急・重要:キャンペーン開始前の広告タグ設置、フォーム不具合対応
- 緊急・非重要:社内メンバーからの「とりあえずこのPDFを載せておいて」という依頼
具体例:
- 広告入稿(緊急・重要)→ 即実行
- キャンペーンLP修正(緊急・重要/重要・非緊急は状況次第)
- SEO記事作成(重要・非緊急)→ 計画的に進める
- バナー差し替え(緊急・非重要)→ 外注や社内の別担当へ任せる
- 効果検証していない「なんとなくのSNS投稿」(非緊急・非重要)→ 頻度を絞る、または中止する
この4象限を「タスク一覧」に列として追加し、毎週のレビュー時に必ず分類する運用にすると、「緊急だが重要ではない作業」に時間を奪われるのを防ぎやすくなります。
「やるべき仕事」と「やめる・減らす仕事」を決める
本当に成果につながる「重要・非緊急」タスクは、KPIに直結するかどうかを基準にして見つけます。例えば問い合わせ増加が目標なら、LPの改善やフォーム最適化が優先です。BtoBなら「事例ページの充実」「ホワイトペーパー作成」など、営業リード獲得につながるコンテンツがここに入ります。
他人に任せるべき「緊急・非重要」タスクには、手順化できるもの(素材差し替え、定例レポート作成など)が多く含まれます。
- 手順書さえ作れば実行できる作業
- 品質判断より「数をこなす」ことが重要な作業
こうした仕事はアルバイト・他部署・外注パートナーに渡し、自分は「何をやるか」「どんな基準で評価するか」を決める側に回るのが理想です。
思い切ってやめてよい「非重要」タスクは、効果測定できないルーティンや、過去の慣習で続けているものです。
- 目的が曖昧な社内報的コンテンツ
- 「昔から出しているから」という理由だけで残っているバナー・ページ
- 解析やA/Bテストを一度もしていないメルマガの惰性的な配信
「このタスクをやめると、どのKPIにどれくらい影響があるか」を、ざっくりでも言語化し、影響が小さいものから止めていくと、時間をひねり出しやすくなります。
ゴールから逆算して優先順位をつける
Web担当のゴールを1つに絞る
まずKPIを1つに絞ります。候補は「問い合わせ数」「資料ダウンロード数」「採用応募数」などです。KPI設定の手順は次のとおりです。
- 現状数値を把握する(アクセス・コンバージョン)
- ビジネス上の最重要指標を決める
- 期間を設定する(今月、四半期など)
- そのKPIに効く「チャネル」と「ページ種別」(LP、サービス、採用など)を特定する
Web担当は、集客からブランディング、採用まで広く関わるため、ゴールを複数掲げると必ず散らかります。
「この3ヶ月は『問い合わせ数』」「次の四半期は『採用応募』」のように、期間ごとにフォーカスを決めると、優先順位をつけやすくなります。
ゴールが曖昧だと、施策が分散して仕事が散らかります。逆に、「今はこのKPIのために仕事をしている」と決めるだけで、ミーティングや依頼に対して「それは今回は優先しない」と言いやすくなります。
ゴール別:優先すべき仕事のパターン
問い合わせを増やしたい場合
- サービスページ/LPの改善、導線最適化
- フォームの入力項目削減、送信フローのテスト
- 指名検索やサービス名での上位表示対策
- 営業部門と連携した「よくある質問」「事例」のコンテンツ化
採用応募を増やしたい場合
- 採用ページの内容・構成の見直し、募集要項の最適化
- 応募フォームの簡素化、求人媒体との連携強化
- 社員インタビュー・1日の流れなど、応募者の不安を減らすコンテンツ強化
- 人事と連携した「求める人物像」の言語化と打ち出し
来店や売上を増やしたい場合
- 商品ページの改善、ECサイトの購入導線最適化
- リマーケティング広告や在庫・価格情報の見直し
- Googleビジネスプロフィールの情報更新(営業時間、写真、口コミ返信)
- キャンペーン情報・クーポンの掲載と、メルマガ/SNSでの告知連携
ゴール別に「この3つだけは必ずやる」という必須施策を決め、その他のアイデアは「余裕があればやる」に落としておくと、タスクが増えすぎるのを防げます。
「効果が高いのに、後回しにしがちな仕事」を先にやる
すぐに効きやすい定番施策チェックリスト
- サイトの基本確認:タイトル、メタディスクリプション、hタグ、CTA導線
- Googleビジネスプロフィールの整備
- Search Consoleのエラー確認と修正
- 直帰率が高いページ・離脱の多い遷移経路の即時改善
- 主要CVページ(LP・問い合わせフォーム)の読み込み速度チェックと改善
- スマホ表示の崩れ・タップしづらさの確認
これらは「工数の割にインパクトが大きい」典型的なタスクです。
特に既存ページのタイトル・ディスクリプションの見直しや、CVページの導線改善は、広告費を増やさなくてもCVRを上げられるため、ROIが高い施策として位置づけられます。
既存ページの改善はコスト効率が高く、短期間で成果が出やすい傾向があります。月に一度、「既存ページ改善DAY」を設け、上位表示しているがCVが低いページや、アクセスが多いのに直帰率が高いページを集中的に見直すと、効率的に結果を出しやすくなります。
長期的に効いてくる「資産になる仕事」
- SEOコンテンツの体系設計(テーマクラスター)
- ホワイトペーパー・事例ページなどのリード獲得コンテンツ
- 採用・ブランディング用の記事(ストーリー、カルチャー紹介)
- メールマーケティングやMA(マーケティングオートメーション)のシナリオ設計
これらは、すぐには成果が見えにくい一方、一度整うと「広告を止めても流入・リードが継続する」資産になります。
資産タスクを分解して進める方法
1つの大仕事を週次の小タスクに分け、毎月必ず1本のコンテンツを完成させるなど、段階的に進めます。
- 例:ホワイトペーパー1本
→ 「構成作成」「素材集め」「原稿作成」「デザイン確認」を週ごとに実施 - 例:テーマクラスター
→ 「キーワードリスト作成」「カテゴリ決定」「第1弾記事作成」のようにステップ化
「資産タスク」は、カレンダーに先に予定としてブロックしておき、他の依頼はその隙間に入れるくらいの感覚で優先すると、後回しになりにくくなります。
タスクを「設計・制作・運用・分析」で整理する
Web担当の仕事を4つのフェーズに分ける
- 戦略・設計:ペルソナ設定、導線設計、コンテンツ方針
- 制作・改修:ページ作成、LP、クリエイティブ制作
- 運用・配信:更新作業、SNS・メール、広告入稿
- 計測・改善:解析、レポート、A/Bテスト
この4フェーズは、一般的なWebマーケティングのプロジェクトフローと一致します。タスクをフェーズ別に分けておくと、次のようなボトルネックを発見しやすくなります。
- 「設計が弱いので、制作が場当たり的になっている」
- 「運用にばかり時間を取られ、改善に手が回っていない」
各フェーズで「今やるべき1つ」を決める
すべてのフェーズに同時に手を出すと散漫になります。月ごとに集中フェーズを決め、「今月は制作に集中」「来月は改善とA/Bテスト」といった運用にすると、有効です。
加えて、各フェーズごとに「今月の最重要タスクを1つだけ決める」と、ゴールが具体的になります。
- 戦略・設計:新サービス用の導線図を完成させる
- 制作・改修:問い合わせLPを1本作り切る
- 運用・配信:メルマガのテンプレートと運用ルールを整える
- 計測・改善:主要LPでA/Bテストを1本実施する
「1つだけ決める」ことで、タスクの山を前にしたときの心理的負担が減り、実行率も上がります。
ひとりWeb担当でも回せるシンプルな運用ルール
週・月で回すスケジュールの型
1週間の配分例(目安)
週のざっくりとした時間配分イメージです。
- 更新:2日(軽作業・差し替え)
- 分析:1日(週次レポート)
- 企画:2日(戦略・コンテンツ作成)
このとき、「更新2日」の中に社内調整・外注対応も含めてしまうと、企画・分析が圧迫されます。その場合は、次のようにあらかじめブロックしておく方法も有効です。
- 更新・調整:1.5日
- 外注対応:0.5日
- 分析:1日
- 企画:2日
月次で決めておくこと
1ヶ月で「必ずやること」「やめること」を決め、週次で進捗確認をします。
- 必ずやること:KPI確認、主要ページの数値確認と改善案出し、新規または既存コンテンツを1本仕上げる
- やめること:効果測定しない投稿・レポート、目的が曖昧な打ち合わせ など
「月初に計画 → 週次で微修正 → 月末に棚卸し」というリズムを作ると、ひとり担当でも継続しやすくなります。
タスク管理ツールを使った整理のコツ
Excelやスプレッドシートで十分です。最低限のカラムは「カテゴリ」「優先度」「締切日」です。タスクを無駄に増やさないルールとして、「新しいタスクはまず週次レビューで承認する」というフローを設けます。
さらに効果的にするポイントは次のとおりです。
- 「KPIとの関連度(高・中・低)」カラムを追加し、関連度が低いタスクは数を絞る
- 「担当(自分/社内他者/外注)」を分けて記録し、委任できるタスクを可視化する
- 「ステータス(未着手/進行中/承認待ち/完了)」を入れ、ボトルネックを把握する
- 週次レビューで「削除」「保留」に回したタスクも、別シートで履歴管理し、後から見返せるようにする
AsanaやTrelloなどのツールを使う場合も、基本設計は同じです。「KPIとのひもづけ」と「やらないタスクの明示」を意識すると、単なるToDoリストで終わらず、戦略的なタスク管理になります。
社内・外注との役割分担で仕事を軽くする
Web担当がやるべきこと/任せるべきこと
Web担当が握るべきは「戦略と方針」(KPI設定、主要導線など)です。制作会社や広告代理店に任せるべきは、定型的な制作・運用業務(バナー作成、広告入稿、細かなコーディングなど)です。社内(営業・人事など)とは、成果指標と素材納期を明確に共有しておくことが重要です。
役割分担の基本イメージは次のとおりです。
- 経営層:事業方針・優先KPI・予算決定
- Web担当:戦略・施策の設計、全体ディレクション、成果管理
- 社内各部署(営業・人事・商品企画など):素材提供、現場の情報提供、コンテンツの一次チェック
- 外部パートナー(制作会社・広告代理店・SEO会社など):具体的な制作・運用・専門施策の実行
「Web担当=何でも屋」になってしまうと、すぐにパンクします。
- どこまでを自社でやるか
- どこからを外注・他部署に任せるか
をあらかじめ決めておき、依頼フローやSLA(レスポンスの目安)まで軽く取り決めておくと、日々のやり取りがスムーズになります。
仕事整理シートを共有して社内理解を得る
経営層向けには「Web担当の仕事一覧(優先度付き)」を作成し、現状の工数と期待される成果を示します。「この仕事はやめて、この仕事を優先したい」と伝える際は、KPIへの影響を数値で示すと説得力が増します。
例:
- 「週3回のブログ更新を週1回にし、その分を問い合わせLP改善に充てると、CVRが○%上がる見込みです」
- 「SNSの全チャネル運用を2チャネルに絞り、空いた時間でSEOコンテンツを月3本追加します」
仕事整理シートには、次の内容をまとめておきます。
- タスク一覧と所要時間
- 各タスクがひもづくKPI
- 外注・委任可能なタスク
- 廃止候補のタスク
これらを経営層や関係部署と共有しておくと、「なぜこのタスクを断るのか」「なぜこの施策に予算を使うのか」を理解してもらいやすくなります。
「ごちゃごちゃ状態」に戻らないための見直し習慣
毎月30分だけやる「仕事の棚卸し」
月末に次の3つの数字を確認します。
- アクセス(主要流入元)
- コンバージョン(問い合わせ・応募・購入)
- 作業時間(どのカテゴリに何時間使ったか)
加えて、次の項目もざっくり確認しておくと、「時間とお金をどこに使い、その結果どうなったか」を把握しやすくなります。
- 新規/既存コンテンツ数(いくつ作り、いくつ改善したか)
- 外注費や広告費などの投資額
増えすぎたタスクをリセットする際は、一覧で「保留」「委任」「削除」に振り分けるだけでも効果的です。
- 保留:KPIに効く可能性はあるが、今期の優先ではない
- 委任:手順化できるので、社内・外注に任せる
- 削除:KPIへの影響が小さい、または測定できない
「毎月30分だけは、この棚卸しをする」と決めて予定に入れておくことが、長期的な運用安定につながります。
小さくても成果を実感できる工夫
先月との「違い」が分かる簡易指標(例:LP改善後のCVR変化)を残しておくと、モチベーション維持につながります。モチベーションが下がったときは、KPIの進捗と過去の成功事例を見返し、次の小さな勝ち筋を設定しましょう。
アイデア例:
- 「今月のベスト改善TOP3」を自分用にメモしておく
- 改善前後のスクリーンショットや数字を1枚のシートにまとめておく
- チームがいる場合は、月次で「Web改善共有会」を15分だけ実施する
Web担当の仕事は成果が出るまで時間がかかるものも多いため、「小さくても見える成果」を意識的に可視化しておくことが、継続のエネルギーになります。
まとめ:全部を頑張る前に、3つのポイントを押さえる
Web担当の仕事がごちゃついてきたと感じたときは、「全部を頑張る」前に、立ち止まって次の3つを押さえておくと、状況を立て直しやすくなります。
- 1つ目:タスクの全体像を出し切って「見える化」すること。
カテゴリ分け(集客/コンテンツ/運用/分析 など)と、「重要度×緊急度」での仕分けを組み合わせることで、「自分がやるべき仕事」「任せる仕事」「やめる仕事」が具体的に見えてきます。 - 2つ目:事業のKPIから逆算して「今のゴールを1つに絞る」こと。
問い合わせなのか、採用応募なのか、売上なのか。期間を区切って優先KPIを決め、その指標に直結するページやチャネルに時間を集中させることで、「忙しいのに成果が見えない」状態から抜け出しやすくなります。 - 3つ目:「すぐ効きやすい改善」と「資産になる仕事」の両方を、習慣としてスケジュールに組み込むこと。
既存ページの導線改善やフォーム最適化などの即効性のある施策と、SEOコンテンツや事例・ホワイトペーパーのような長期施策を、週・月単位の枠として先に押さえておきます。そのうえで、設計・制作・運用・分析の4フェーズごとに「今月やり切ることを1つだけ決める」と、日々の判断もぶれにくくなります。
ひとりで抱え込まないためには、社内・外注との役割分担も欠かせません。戦略やKPI設計といった「判断が必要な部分」はWeb担当が握り、定型的な制作や運用は手順化して渡す。その前提として、自分の仕事を一覧にし、KPIとの結びつきや所要時間を可視化しておくことが、「ごちゃごちゃ状態」に戻らないための土台になります。