ストーリーズを使って常連さんとの距離を縮める工夫

Instagramのストーリーズは、「常連さんとの距離」を一気に縮めやすい場所です。24時間で消える気軽さと、縦型ならではの親密さを活かせば、日常の小さな出来事やお店の舞台裏をラフに届けられます。この記事では、Instagramストーリーズ活用を通じて、常連さんとの関係を深める具体的な工夫やアイデアを整理してお伝えします。

目次

ストーリーズを使って常連さんとの距離を縮める工夫

Instagramストーリーズ活用で常連さんとの関係が変わる理由

フィード投稿との違いと、ストーリーズが「常連向き」の理由

ストーリーズは24時間で消える気軽さと、縦型で親密さを感じやすい見せ方が特徴です。日常の小さな出来事を頻繁に共有しやすく、店舗やスタッフの「人柄」を伝えやすいため、常連さんとの接点を増やせます。フィード投稿が新規顧客獲得やブランディング向けだとすれば、ストーリーズは既存フォロワーとの関係を深めるためのツールといえます。

また、ストーリーズはプロフィール上部の丸いアイコンに表示されるため、フォロワーがわざわざ探しに行かなくても自然と目に入りやすい位置に出続けられる点も、常連向きのポイントです。フィード投稿よりもカジュアルな雰囲気が許されるため、多少ラフな内容でも「裏側を見られてうれしい」と感じてもらいやすくなります。

「情熱的オーディエンス」に届きやすいアルゴリズムの仕組み

ストーリーズは、過去のやり取りが多いフォロワーに優先表示されやすく、返信やスタンプでの反応が増えるほど、その常連さんの画面で上位に表示されやすくなります。2026年時点のInstagramでは、ストーリーズは「よく関わってくれる人に、より濃い情報を届ける」役割として最適化されており、視聴完了率・返信・スタンプへのリアクションなどが高いほど、そのアカウントのストーリーズが上位に出やすい設計になっています。

常連さんからの反応を意識してストーリーズを設計することで、アルゴリズムからも「情熱的オーディエンス向けコンテンツ」と判断されやすくなり、結果として常連さんに届きやすくなります。


はじめに押さえたいInstagramストーリーズ活用の基本

24時間で消える特性をどう活かすか

ストーリーズは24時間で表示が消えるため、「今だけ」「見た人だけ」といった限定感を出しやすく、新メニューの試食案内や当日限定サービスの告知に適しています。失敗を恐れずに試し、反応を見て次に活かすというPDCAを回しやすい点も大きな利点です。

さらに、24時間後にはアーカイブに自動保存されるため、そのまま一度きりで終わらせるのではなく、反応が良かったものだけを後からハイライトに残したり、リール用に編集し直したりと、「テスト → 選別 → 再利用」という流れを組みやすいのもストーリーズならではの強みです。

必ずチェックしたい基本設定(公開範囲・親しい友達リストなど)

「親しい友達」リストを活用して常連さん向けの限定配信を行ったり、公開範囲を調整してプライベート感を保ったりすると効果的です。

あわせて、ストーリーズの保存設定(アーカイブ自動保存のオン/オフ)や、誰がメンション・シェアできるかといったプライバシー設定も事前に確認しておくと安心です。常連さんだけに見せたい「裏話」なのか、拡散されても良い「お知らせ」なのかをあらかじめ区別し、運用ルールを決めておくと、投稿内容のブレを防ぎやすくなります。

「見られている指標」インサイトのどこを見るべきか

ストーリーズのインサイトでは、閲覧数、返信数、完了率、フォワード(送り飛ばし)/エグジット(離脱)などを確認し、どの場面で離脱が起きているかを把握します。

特に以下の2つは、常連さんとの距離感を測る目安になります。

  • 「完了率」=最後まで見てもらえた割合
  • 返信数やスタンプへのリアクション数

完了率が高い企画はシリーズ化し、返信が増えた内容はハイライトやリールなど他の投稿形式にも展開すると、アカウント全体の成果を高めやすくなります。


常連さんとの距離を縮めるストーリーズのアイデア集

日常をシェアして「人柄」を伝えるストーリーズ活用

開店準備・仕込み・作業風景を見せると何が変わるか

開店準備や仕込み、作業風景などの「舞台裏」を見せることで、信頼感と親近感が生まれ、来店動機につながりやすくなります。「どういう想いで仕込んでいるのか」「どんなこだわりがあるのか」を短いテキストやナレーションで添えると、単なる作業風景が「ストーリー(物語)」になり、常連さんの応援したい気持ちを引き出しやすくなります。

顔出しが苦手でもできる「手元だけ・文字だけ」ストーリーズ

顔出しが苦手な場合でも、手元の作業やメニューのクローズアップ写真に、短いテキストオーバーレイを添えるだけで十分に想いや雰囲気を伝えられます。Canvaなどの無料ツールでテンプレートを用意しておくと、「写真+一言コメント」を素早く作成できるので、顔出しをせずに世界観だけ統一することも可能です。

また、音声なしで視聴されることも多いため、テキストやスタンプで内容を補足し、音がなくても伝わる構成にしておくことがポイントです。

インタラクティブスタンプで会話を生み出す工夫

投票・質問・クイズで「常連さんの声」を引き出す使い方

投票スタンプで次回メニューの候補を決めたり、質問スタンプで感想やアイデアを募ったりすると、フォロワーの参加意識が高まります。「AとB、どっちのスイーツを来月の限定にする?」のように、常連さんが「お店づくりに参加できている」と感じられる設計にすると、リピート来店やクチコミにつながりやすくなります。

回答を次のストーリーズにつなげる「会話のラリー」の作り方

寄せられた回答を次のストーリーズで引用し、コメントを添えて反応を返すことで、双方向のやり取りが続きます。例えば、質問スタンプで「おすすめの食べ方」を募り、次のストーリーズで「◯◯さんのアイデア、さっそく試してみました!」と紹介すると、他の常連さんも「自分も参加したい」と感じやすくなります。

「やりすぎてウザい」を避ける頻度とバランス

ストーリーズ自体は毎日投稿しても効果的ですが、インタラクティブスタンプの連投は避け、週に数回+重要な告知のタイミングで使うなど、バランスを取ることが大切です。スタンプなどのインタラクティブ要素は、視聴者の負担にならないよう「1ストーリーズにつき1つまで」を目安にし、残りの投稿は日常の様子やお知らせなど、見るだけでも楽しめる内容にしておくと、常連さんの「疲れ」を防げます。

DMにつながるストーリーズの見せ方

スタンプからスムーズにDM相談へつなげる導線

ストーリーズ内で「詳しくはDMでご相談ください」と明示し、返信時のテンプレート(例:「予約希望日時を教えてください」)を添えておくと、DMへの動線がスムーズになります。まず質問スタンプでざっくりとニーズを拾い、その回答内容を見ながら「個別のご相談はDMでどうぞ」と誘導すると、押しつけ感が少なく自然なかたちでDMにつなげられます。

予約や取り置きに使いやすいストーリーズのテンプレ例

「本日限定◯食/取り置きはDMで承ります。お名前・希望時間を送ってください。」といった定型の文言は、予約や取り置きに使いやすいストーリーズのフォーマットです。同じフォーマットを継続して使うことで、常連さんも「どう送ればいいか」を理解しやすくなり、反応のハードルがさらに下がります。これらのテンプレートは、ハイライトに「予約のしかた」としてまとめておくと、初めての方にも分かりやすくなります。

返信しやすい一言で終わらせないコツ

問いかけはできるだけ具体的にし、Yes/Noだけで終わらないようにすることが大切です。「ご都合の良い時間帯は何時ですか?」のように、選択肢を与えて聞くと返信率が上がります。「どの時間帯なら来やすいですか? ①12時〜 ②15時〜 ③18時以降」のように、スタンプの選択肢とDMでの回答を組み合わせると、常連さんの行動をイメージしながら会話を進めやすくなります。

ストーリーズで常連さんを「主役」にする方法

お客さまの投稿をリポストして関係を深める

来店時にお客さまが投稿してくれた写真やストーリーズをリポストし、感謝の一言を添えることでファン化が進みます。ストーリーズへのメンションを見逃さないようにし、「@◯◯さん、いつもありがとうございます!」などとひとこと添えて紹介すると、「自分も紹介されたい」と感じる常連さんが増え、UGC(お客様投稿)が自然と増えていきます。

UGC(お客様投稿)を増やす一言の添え方とハッシュタグ

「#店名の今日の一杯 を付けて投稿してください。次回使える50円OFFクーポンをお渡しします」のように、特定のハッシュタグと小さなインセンティブをセットで案内すると、UGCが増えやすくなります。ハッシュタグは、長すぎず覚えやすく、店名やコンセプトが分かるものにすると、ストーリーズだけでなくフィード投稿や他SNSからも見つけてもらいやすくなります。

顔出しNGのお客さまへの配慮とルール決め

お客さまを撮影・掲載する際は、事前に許可を取り、顔出しNGの場合はモザイク処理や手元だけのカットにするなどの配慮を明示しておくことが重要です。プロフィールやハイライトに「撮影・掲載について」の案内を作成し、「顔出しNGの場合は遠慮なくお知らせください」などと書いておくと、初めての方でも安心して協力を申し出やすくなります。

まとめ:ストーリーズで「お店を一緒につくる仲間」を増やす

この記事でお伝えしてきたように、ストーリーズは「新規さん向けの宣伝」よりも、「すでに知ってくれている常連さんとの関係をじっくり深める場」として扱うことで、本来の力を発揮します。

24時間で消える気軽さを活かして、開店準備や仕込み風景などの日常をラフに見せる。顔出しが苦手でも、手元やテキストだけで人柄や空気感を伝える。そして、投票・質問・クイズといったインタラクティブスタンプで声を拾い、次の投稿で回答を紹介しながら「会話のラリー」を続けていく。こうした積み重ねが、画面越しのフォロワーを「お店を一緒につくる仲間」に近づけていきます。

さらに、「親しい友達」リストや公開範囲の設定を整え、DMへの導線や予約用テンプレートをあらかじめ用意しておくと、ストーリーズからの相談や予約もスムーズになります。来店時に「いつもストーリーズ見てます」と声をかけてもらえるような関係性を目指して、まずはできるところから一つずつ取り入れてみてください。

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この記事を書いた人

Webマーケティング業界10年以上のフリーランス。
「低コストでも、効果のあるWebマーケティング」をご提供することをモットーに、多岐にわたる業種の会社さまのご支援を行っております。
※2025年1月に法人化しました。